冬の空を見て、夏の空よりも澄んでいるように感じたことはありませんか?
空気の澄み具合は空気中に含まれている水蒸気やちりなどに影響を受けます。冬は夏に比べて気温が低く、対流活動も弱いことから、空気中の水蒸気やちりなどが少なく、澄んで見えることがあります。
空気が澄んでいる「冬の空気」はきれいなのでしょうか。
実は大気汚染物質の1つである窒素酸化物(NOx)は、冬季に環境濃度が高くなる傾向があることが知られています。
特集では、日常生活の行動を見直すことで取り組める身近な大気汚染対策についてご紹介します。
冬季は気象条件などの影響により大気がよどみやすく、PM2.5の原因物質でもある窒素酸化物(NOx)等の大気汚染物質の濃度が高くなります。
大気汚染物質の排出を抑えるためには、市民・事業者の皆様ひとりひとりの取組が重要となります。
次項の対策メニューに挑戦し、大気環境に優しい生活を実践しましょう。
NOxは燃焼に伴って発生することから、以下の対策が有効です。
暖房は適切な温度に設定し、重ね着などの工夫(ウォームビズ)をしましょう。
急加速や急減速、不要なアイドリングを行わない運転を心がけ、排気ガス量を抑えましょう。
暖房用ボイラー等の点検や定期的な清掃を実施し、燃焼管理を徹底しましょう。
※各対策の詳細やその他の対策は市ホームページをご覧ください。
問合せ:環境局環境保全課 TEL :200-2516 mail :30hozen@city.kawasaki.jp
令和6年11月10日(日)に市制100周年記念事業「クリーンアクションかわさき」を開催しました。地域の方やボランティア団体、事業者、若者など100 人以上の参加者が5つのグループに分かれて、高津区溝口周辺をきれいに清掃しました。参加者からは「楽しくごみ拾いでき、地域の方と交流もできて有意義だった」「つながりが生まれる場だった」「ポイ捨てについて考える機会になった」などの意見が寄せられ、笑顔が溢れるイベントになりました。
ごみ拾いの後は、市長との車座集会を行い、「ポイ捨てのない きれいなまちづくり」をテーマに意見交換しました。アート作品のようなごみ箱の設置や、ごみ拾い街コン等、ユニークなアイデアもたくさん出されました。車座集会の様子はYouTubeでもご覧いただけます。
聞いて、学んで、つくって、遊んで、身近な多摩川のことをもっと知ってみませんか。
多摩川水辺の楽校シンポジウム川崎「多摩川のお話とワークショップ」で、小学生の参加者を募集します。
多摩川にかかわる人たちの話を聞きます。
・多摩川すむ小さな生きものたち(環境総合研究所職員)
・「水たまキッズ」の発表(市内小学4、5年生)
・「水辺の楽校」ってなあに?(とどろき水辺の楽校校長)
好きなコーナーを体験して、もっと多摩川や自然のことを知りましょう。時間内であればいくつかのコーナーを体験することもできます。
・「草木こすり染ハンカチづくり」(全学年向け)
多摩川の近くでとれた草や花をつかってハンカチをそめよう
・「梅の花づくり」(全学年向け)
どんぐりの枝などを使って、梅の花をつくろう。メモクリップにもなるよ
・「木育ワークショップ」(全学年向け)
多摩川の源流「奥多摩町」でとれた多摩木材でできた魚つりなどで遊ぼう
・「マイアースカードゲーム」(3年生以上向け)
カードゲームであそびながら生きもののことや地球環境問題をわかりやすく学ぼう
~皆様からご応募いただいた年賀状を展示します~
お気に入りの動物あてにお送りいただいた年賀状を展示します。
職員投票により選出された受賞作品【優秀賞(3名)】の発表も併せて掲示します。
脱炭素社会の実現に向け、環境にやさしい電気自動車(EV)の普及促進を目的に、本市とTerra Charge(テラチャージ)株式会社が連携し、市内公共施設においてEV用充電器の供用を開始しましたので、ぜひご利用ください。(詳細については、市ホームページをご確認ください。)
問合せ: 環境局地域環境共創課 TEL:200-2530 mail:30kyoso@city.kawasaki.jp
市民や事業者等のCO2削減に貢献する優れた取組を表彰する「スマートライフスタイル大賞」の表彰式とあわせて、受賞団体による取組事例の発表を行います。
問合せ: 環境局脱炭素戦略推進室 TEL: 200-3871 Mail :30dtanso@city.kawasaki.jp
公益財団法人かながわトラストみどり財団では、まちのみどりから山のみどりに至る広範囲なみどりを対象に、みどりを守り育てる運動を展開しています。
県民の皆様に森林づくりを体験していただくために「県民参加の森林づくり活動」を、川崎市内では、麻生区上麻生及び黒川で開催しますので、ふるってご参加ください。
問合せ:(公財)かながわトラストみどり財団
TEL:045-412-2255 FAX:045-412-2300 メール:midori@ktm.or.jp
川崎区役所機能再編事業に伴い、大師支所・田島支所での「ごみ相談窓口」は令和6年12月をもって終了し、令和7年1月からは川崎区役所での実施に変更になります。
それに合わせ、フードドライブの月例回収も、令和7年1月から川崎区役所での実施に変更となります。
フードドライブの回収対象品等の詳細については、こちらからご確認ください。
問合せ:環境局減量推進課 TEL: 200-2568 FAX :200-3923
市では、ごみ焼却灰の埋立に伴い、廃棄物の最終処分場である浮島埋立処分場において、敷地境界の空間放射線量(ガンマ線)及び内水の放射能濃度(放射性セシウム濃度)について測定を行っています。11月の測定結果は次のとおりです。詳しくは市ホームページをご覧ください。
問合せ:環境局処理計画課 TEL: 200-2590 FAX: 200-3923
●二酸化窒素(NO2):全局で日平均値が0.06ppm以下でした。
●浮遊粒子状物質(SPM):全局で環境基準の短期的評価に適合しました。
●微小粒子状物質(PM2.5):全局で日平均値が35μg/㎥以下でした。
注1:本データは最終確定値ではありませんので、後日修正することがあります。
注2:本表中のSPM における環境基準評価は、当月の測定結果について短期的評価を行ったものです。
1 二酸化窒素:1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内又はそれ以下
2 浮遊粒子状物質:1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下であり、かつ、1時間値が0.20mg/m3以下
3 微小粒子状物質:1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下
詳しい測定データは、市のホームページをご覧ください。
問合せ:環境総合研究所地域環境公害監視担当 TEL :276-9096 FAX :288-3156
公害病被認定者数 1,076人(認定者総数 6,061人-認定失効者数 4,985人)
認定失効者数 4,985人(治癒等 2,107人+死亡者数 2,878人)
令和6年11月末現在(健康福祉局)
発行編集
川崎市環境局総務部企画課
電話044(200)2387(直通)
E-mail 30kikaku@city.kawasaki.jp