かわさきの環境月刊誌『環境情報』2026(令和8)年9月1日発行 NO.649

目次

特定外来生物クビアカツヤカミキリ情報はまだまだ募集中!

 本年6月、宮前区の菅生緑地(宮前区水沢1)で本市で初めてクビアカツヤカミキリ(成虫)が確認されました。
 クビアカツヤカミキリは2012年(平成24年)ごろに初めて国内で確認され、以降生息域を拡大し、2026年8月25日現在、22都府県で確認されています。2018年(平成30年)に特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(平成十六年法律第七十八号)に基づく「特定外来生物」に指定され、2023年(令和5年)には農林水産省の植物防疫法に基づく「指定有害動植物」にも指定されました。

クビアカツヤカミキリは人体に直接危害を与えることはありません
 しかし、好物のサクラやウメ、モモ等の樹木に産卵し、幼虫は木の中を食べて数年過ごすため、
木を弱らせてしまい、被害が大きい場合には枯れてしまうことがあります。

クビアカツヤカミキリってどんな虫?

  • 成虫
    体長が2~4cm
    全体は青みを帯びた黒色、つやつやとした光沢があり、前胸部が赤くなっています。
    成虫は、6月から8月にかけて見られます。
    成虫を発見した場合には、その場で踏みつぶすなどして駆除に御協力ください。
  • 幼虫
    サクラ、ウメ、モモなどのバラ科の樹木が好物です。
    4月~11月にかけて木の中で活動します。
    木の中で1~2年を過ごし、サナギから成虫になって外に出てきます。

夏も終わり、もうそろそろ成虫を見かけることは少なくなってくる時期ですが、
幼虫は11月くらいまで活動します。
幼虫が木の中で活動していると、木くずとフンの混ざったもの(フラス)を出します
それが出ていると、木の中に幼虫がいる印ですが、
クビアカツヤカミキリのフラスは特徴があると言われています。

幼虫の出すフラスってどんなもの?

 木の中の幼虫は、主に4月~11月に樹皮下を食い進み、木くずとフンの混ざった左の写真のような「フラス」を出します。
 フラスはうどん状やかりんとう状と言われ、写真のように幹や枝から大量に出され、木の根元にも溜まっていることもあります。
 フラスを拡大すると、薄く削り取られた木くず片が多く含まれています。

 自宅で見つけた場合には、フラスの出ている穴から殺虫剤で処理をします。1週間くらいしても新たにフラスが出てこなければ殺虫できています。
 道路や公園で見つけたときには、専用フォームから御連絡ください。フォームの利用が難しい場合には、写真を撮影し、詳細な場所の情報とともに、環境局企画課に御連絡下さい
(環境局企画課 30kikaku@city.kawasaki.jp 044-200-3720)

写真提供:埼玉県環境科学国際センター

フラスの見分け方は以下を参考にしてください。
【和歌山県】クビアカツヤカミキリ防除対策マニュアル(改訂第2版)  P6~7
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/072000/d00216584_d/fil/manual.pdf
【東京都】クビアカツヤカミキリリーフレット
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kankyo/kubiaka_leaflet_web
【大阪府立環境農林水産総合研究所】クビアカツヤカミキリ被害対策の手引書(改訂第6版)P5
https://www.knsk-osaka.jp/kankyo/info/doc/2026042000042/file_contents/Tebiki_6.pdf

●注意事項
本種は特定外来生物に指定されていますので、生きたまま移動させたり、飼育したりすることは法律で禁止されています。違反した場合には罰則が設けられていますので御注意ください。

問合せ: 環境局企画課  TEL 044-200-3720  FAX 044-200-3921
E-mail 30kikaku@city.kawasaki.jp


産業道路クリーンライン化キャンペーンの参加事業者を募集します!

 大型車の走行が多い産業道路の沿道は、依然として川崎市内でも二酸化窒素の濃度が高い傾向にあります。二酸化窒素の濃度が高くなりやすい11月から翌年2月に、産業道路を利用する事業者に対し、環境にやさしい行動に取り組むよう呼び掛けるとともに、市民に周知を行うキャンペーンを実施します。
 キャンペーンにエントリーいただいた事業者名は市ホームページに掲載するほか、川崎区内を走行するバスの車内広告ポスターに掲載します。
 詳しくは市ホームページをご確認ください。

★エントリー期間
令和8年9月1日(火)~ 令和9年2月28日(日)
※ポスターへの掲載を希望される場合は10月16日(金)17時までにエントリーをお願いします。

問合せ: 環境局地域環境共創課  TEL 044-200-2530  FAX 044-200-3921
E-mail 30kyoso@city.kawasaki.jp


低公害車導入助成制度の申請受付中です!

 川崎市では、事業者の皆様がハイブリッドトラック等の低公害車を導入する際の助成を行っています。この機会に環境にやさしい車に入れ替えてみませんか?

  • 交付対象者
    川崎市内に事業所を有する法人事業者
    ・川崎市内に事業所を有する法人事業者に対象自動車を貸与する自動車リース事業者
  • 対象自動車(貨物運送用自動車及びバスに限る)
    ・ハイブリッド自動車(車両総重量3.5トン超)
    ・天然ガス自動車(主たる燃料が天然ガスである自動車)
    ・使用過程にあるディーゼル車を天然ガス自動車へ改造した自動車
  • 申請条件
    ・初度登録の車両であること
    ・主に川崎市内を走行する目的で導入すること
  • 交付上限額
  • 募集期間
    令和9年2月28日(日)まで(先着順)

申請方法などの詳細は市ホームページをご覧ください。

問合せ:環境局地域環境共創課     TEL 044-200-2530   FAX 044-200-3921
E-mail 30kyoso@city.kawasaki.jp


[月例データ]大気環境(2026年7月)

  • 二酸化窒素(NO2):測定を行った全局で日平均値が0.06ppm以下でした。
  • 浮遊粒子状物質(SPM):測定を行った全局で環境基準の短期的評価に適合しました。
  • 微小粒子状物質(PM2.5):測定を行った全局で日平均値が35μg/㎥以下でした。
  • 光化学オキシダント(Ox):市内に光化学スモッグ注意報が7月25日(今年度1回目)、30日(2回目)、31日(3回目)に発令されました。

注1:本データは最終確定値ではありませんので、後日修正することがあります。
注2:本表中のSPM における環境基準評価は、当月の測定結果について短期的評価を行ったものです。

環境基準

1 二酸化窒素:1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内又はそれ以下
2 浮遊粒子状物質:1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下であり、かつ、1時間値が0.20mg/m3以下
3 微小粒子状物質:1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下
詳しい測定データは、市のホームページまたは下記までお問合せください。

問合せ:環境総合研究所地域環境・公害監視担当 TEL 044-276-9096  FAX 044-288-3156
E-mail 30sotii@city.kawasaki.jp

公害病被認定者数 1016人(認定者総数 6063人-認定失効者数 5047人)
認定失効者数 5047人(治癒等 2118人+死亡者数 2929人)
令和8年7月末現在(健康福祉局)

発行編集

川崎市環境局総務部企画課
電話044-200-2387(直通)
E-mail 30kikaku@city.kawasaki.jp

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